各検査のご案内

CT

CTとは、身体を透過したX線をコンピュータで計算して身体の部分的な輪切り断面を撮影する検査です。静脈から造影剤を注入して行う造影検査では、腹部や心臓の血管等を詳しく調べることで病気が見つかりやすくなります。検査時間や息止め時間も短く、患者さんに優しい検査となっています。また、当院にはX線CT認定技師が1名常勤しており、検査の質を管理しています。
CTの画像1
CTの画像2
CTの画像3

MRI

MRIは、体を強力な磁場の装置の中に入れ、特殊な電波を加えると、身体から微弱な電波が発生します。それを受信してコンピューターで処理し、画像にする装置です。観察したい断面を任意に表現することが可能です。頭部領域や整形外科領域、腹部領域などの全身部位の診断に役立ちます。 
MRIの画像1
MRIの画像2

乳房撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィの画像1
乳房のレントゲン検査のことで、マンモグラフィと呼ばれています。当院のマンモグラフィはCT装置と同じようにデジタル断層撮影ができます。通常の2D撮影の他に、トモシンセシスという3D撮影も可能になりました。
トモシンセシスとは、多方向から撮影した投影画像をもとに再構成され、その立体画像の視点の変更や、任意断面の表示機能です。トモシンセシス画像は、視点を変えて診ることができるので、重なりの多い部分でも、関心部分を見つけ出しやすくなります。乳房X線撮影の新しい技術です。この技術により、重なりにより隠れた病変が描出できるようになりました。
マンモグラフィの画像2
トモシンセシスの画像
マンモグラフィの画像3
トモシンセシスの画像

マンモグラフィ検診施設画像認定

当院は、2015年12月1日付けで、日本乳がん検診精度管理中央機構より、マンモグラフィ検診施設画像認定を取得しました。また、当院では、マンモグラフィの撮影及び読影の認定を受けている診療放射線技師が3名常勤しております。当院でのマンモグラフィをどうぞ安心してお受けください。
マンモグラフィ検診施設画像認定証1
マンモグラフィ検診施設画像認定証2
マンモグラフィ検診施設画像認定証3

乳房超音波検査

マンモグラフィ画像 超音波画像
乳房超音波検査では、乳房に超音波を当て、画像に映し出すことで乳房内部の状態を知ることができます。乳房内やわきの下の病変の有無、性状を観察します。マンモグラフィ・超音波検査ではそれぞれ写真のように見えます。マンモグラフィ検査と同じ検査室で行うので、移動することなく二つの検査を受けられます。また、当院では、乳房超音波検査の認定を受けている診療放射線技師1名常勤しております。乳がん検診も常時受け付けております。
検査室の写真

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血管造影

血管撮影の画像
血管造影とは、手首やソケイ部の血管からカテーテルを挿入し造影剤を注入して、目的の臓器の血管を連続的にX線撮影する検査のことです。目的部位まで進めたカテーテルを利用して詰まっている血管を広げたり、反対に血管を閉じて病巣に血液が流れないようにすることができます。右の写真は腕の血管を造影しているところです。

一般撮影

一般的に知られるレントゲン検査のことです。
検査の対象部位は胸部・腹部・整形外科領域の骨部・軟部組織などほぼ体のすべてが対象となります。
一般撮影の画像1
一般撮影の画像2

X線透視撮影

X線で透視をしながら検査を行います。胃透視などでは、バリウム等の造影剤を飲み、食道・胃・十二指腸・小腸などの形態・粘膜の状態を見ながら検査します。一般撮影と異なり、透視検査では連続的に観察できるため、さまざまな検査や処置の補助的役割としても用いられています。主な検査としては・造影剤(バリウムなど)を使用する消化器系の検査(胃透視・注腸透視など)・尿路系や子宮卵管の造影検査・内視鏡との併用で行う気管支ファイバー・大腸ファイバーなとの検査・整形外科領域での骨・関節の観察や、骨折・脱臼などの整復などがあります。
X線装置の画像1
X線装置の画像2

骨密度検査

X線透視撮影装置のソフトウェア更新により、腰椎・股関節の骨密度検査(DXA法)に対応しました。前腕によるDXA法に比べて、腰椎・大腿骨の方が精密とされています。X線透視撮影装置も、乗り降りしやすい高さまで下げることができるため、移動もスムーズに行うことが可能です。
骨密度測定装置の画像