当院の遠隔医療システムについて

広域紋別病院では、全国標準以上の医療を担保するため遠隔医療システムを有効に活用しています。
遠隔医療連携図

Tele-Radiology

遠隔読影による画像診断

当院のCT検査・MRI検査等主治医が必要と判断した画像検査は、放射線専門医による読影を遠隔にておこなっています。また、月に1回、画像読影に関するtele-conferenceをおこなっています。
協力医療機関:セントラルCIクリニック(札幌市)

Tele-Pathology

遠隔読影による迅中迅速病理診断

手術中に病変の良・悪性の判定や断端検索、切除範囲の決定、リンパ節に転移があるのかないのか、などを目的として行う病理検査です。これを当院では遠隔読影により行い、質の高い手術を提供しております。
協力医療機関:旭川医療センター病理部(旭川市)

Tele-Mentoring

内視鏡下手術における遠隔手術指導

 当院から送信された手術映像を大学病院の複数の専門医がリアルタイムに見て,アノテーションを用いて指導を行う遠隔手術です。複数の専門医の意見を参考にすることで、大学病院での手術と同等程度のクォリティーを保つことができます。
協力医療期間:札幌医科大学 消化器一般・乳腺内分泌外科学講座

アノテーション(annotation):動画に対して注釈を付ける機能。当院のシステムは手術中にペンツールで切るべきラインを示す等の機能で使用されています。

Tele-Conference

遠隔会議

画像読影に関するカンファレンス、プライマリ・ケアの講義をおこなっております。
  • 画像読影カンファレンス:月1回、セントラルCIクリニック
  • プライマリ・ケアレクチャーシリーズ:木曜朝、札幌医科大学総合診療科・町立松前病院主催