患者さんと医療者のパートナーシップ宣言

当院では、「皆さんと心をひとつに互いに尊敬と感謝の気持ちを共有し、笑顔の医療を提供します」という理念を掲げています。”心をひとつに””互いに尊敬と感謝の気持ちを共有”という言葉で、患者さんとのパートナーシップのあり方を表現しています。患者さんへの適切な情報提供、患者参加型の相互理解に基づいた治療・ケア方針の決定、患者さんの意思決定の支援を含み、安全で、安心した良質な医療の提供に繋げていけるよう以下の方針で活動致します。
  1. 安全・安心・納得の医療を目指し、患者間違いをしないよう、名乗って頂き、医療内容を一緒に確認して頂きます。
  2. 治療に必要な患者さんの情報をお知らせ頂くことがありますので快くご協力下さい。
  3. 入院する場合には、患者さんやご家族等の情報について詳しくお伺いします。守秘義務は徹底し、必要以外に使用しませんので、快くご提供下さい。
  4. 入院中は病状や治療等により病室や病棟の変更が必要な場合があります。その際は、ご自身のご意向も含め、ご相談させて頂きます。
  5. 患者さんが医学・医療情報を収集するお手伝いをさせて頂くために、院内Wi-Fiを完備しています。
  6. 診療の過程については、医師や看護師から説明させていただいています。気がかりな点などございましたら遠慮無くお申し出下さい。カルテ開示のご対応も遠慮無くご申請下さい。
  7. 当院は敷地内禁煙を実施し、健康増進を推進する医療機関です。また、入院時には「禁煙」のご案内をしておりますので、療養を快適かつ健康に留意しながら送っていただくようにご協力をお願いしています。禁煙が守られない場合は、強制的に退院して頂くことがありますのでご了承ください。
  8. 療養上の問題でお気づきになったことやお困りのこと、ご希望などがございましたら、遠慮なく「投書箱」にご意見をお寄せいただいたり、ラウンド中のスタッフや「患者相談窓口」にお話しくださいますようお願い申し上げます。お寄せ頂いた内容は、定期的に開催する管理職会議、倫理委員会、医療安全や医療サービス向上委員会などで検討し、改善につなげます。
  9. 入院患者さんには、個人情報保護の扱いに関するご意向(病室入口の名札掲示や面会希望者・電話の取次ぎの拒否について)を聞かせていただき、外部からの問い合わせ等に対応しています。
  10. 当院では「インフォームドコンセントに関するマニュアル」で方針と手順を策定し、十分ご理解いただいたうえで、患者さんがご自身の治療・ケア方針について自己決定できるようご援助させていただきますので、ご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。
病院長

平成23年4月1日
令和元年5月1日 改