新人研修プログラム
厚労省が公表した「新人看護職員研修のガイドライン」に準じて、教育体制を整備し研修内容の充実を図り、周りの職員が共に支え合い、新人看護職員を支援し成長することを目指しています。
- 4月 : オリエンテーション
- 5月 : 1年目をのりきる看護業務の知識とコツ
- 6月
- 3か月研修
- 自己の振り返り
- 7月 : 他部署見学
- 8月 : 多重課題研修
- 9月 :「1年目をのりきる看護業務の知識とコツ」研修夜勤編
- 10月
- 6か月研修
- 看護倫理研修
- 11月から12月 : 看護過程研修
- 2月
- 11か月研修
- 次年度の課題看護観の明確化
1年目を乗り切る看護業務の知識とコツ研修
令和6年度4月3~5、8日に研修を行いました。午前中はそれぞれ配属部署で、先輩看護師と一緒に行動して、患者様との関わり方を学びました。午後からは、看護師として働く上での知識やコツを学びます。医療安全や感染対策、看護記録についてシミュレーションを交えながら学びます。みなさん、緊張しながらもとても真剣に聞いていました。『午前中に先輩の看護を見て、午後から講義を受けて振り返ることで、学びが深められました』との声が聞かれ、実践に活かせる学びとなりました。
4月後半にはアイスブレイク研修を行い、プリセプターやシスターと交流をして、お互いの自己紹介をすることで信頼関係を深めました😊
5月7~9日は午後から、各部署のプリセプターからフィジカルアセスメントの特別講義を受けました。患者様の苦しい、つらいにいち早く気付いて対処する方法を、シミュレーションを交えながら学びました。そして、看護職としての成長を確認し、キャリアを開発するためのクリニカルラダーについて看護部長より講義を受けました。みなさんが、これからどんな看護師人生を歩まれるか、とても楽しみです。
3か月研修
働き始めて3か月が経ち、できることも増え始めてきました。そこで今の自分の課題と、これからの解決策、仕事をしていく上での悩み事を話し合いました。eラーニングで自分のコミュニケーションの特徴を知り、これからの患者様や職員間との関わり方がわかりました。『自分だけでは考えられなかった解決策を知ることができた』との声があり、ぜひ看護に活かしてほしいと思います。
午後は皮膚・排泄ケア認定看護師から、褥瘡(床ずれ)の基本や予防策の特別講義を受けました。それぞれ患者役と看護師役になり、患者様が楽な体勢をとる方法を学びました。
部署見学研修~SPD倉庫・洗浄室編~
病院内で働く、別の部署の見学をしました。
みんなが何気なく使っている医療物品が、どのように管理されているのかを学び、患者様に安心安全な医療を提供するために必要な職種であることを認識しました。