内視鏡看護強化

内視鏡準備の様子の写真
内視鏡の機器の写真
当院では月曜日から金曜日の午前に上部消化管内視鏡検査、午後に下部消化管内視鏡検査をおこなっています。鎮静剤を使用する・経鼻の内視鏡を使用する・上部と下部を同日に行うなど、患者様の希望に合わせて、苦痛を最小にできるように多様な方法で検査をおこなっています。ポリープ切除予定の患者様は、出血や穿孔のリスクなど安全面に配慮し入院での対応としています。内視鏡検査は主に外来の看護師が携わっていますが、ポリープ切除目的や吐血下血などで入院している患者様は病棟看護師も検査に入ります。患者様が安心して検査を受けることができるよう、患者様の観察や処置の介助など看護技術の向上を目指し日々努力しています。

手技に関しては、実際に触れて扱いに慣れることが一番です。内視鏡室には練習用の処置機材があり、時間を見つけては手技獲得のために練習をおこなっています。新たに内視鏡担当となった看護師も、初めは扱いに戸惑っていましたが回数を重ねるごとに扱いに慣れてきたようで、少しずつ自信をつけることが出来ています。
当院には消化器内視鏡学会認定専門医がいるので、経験件数や年数を重ねると消化器内視鏡技師認定試験の受験資格を得ることが出来ます。内視鏡看護に興味のある人はぜひ一緒に経験を積み、キャリアアップを目指しましょう。
内視鏡トレーニングの写真1

医師に操作のコツや注意点について、レクチャーを受けた時の様子です。

内視鏡トレーニングの写真2