5階病棟 看護師 髙桑 結菜

 幼い頃は体が弱く、病気がちで頻繁にこの病院のお世話になっていました。検査を受けるたび不安な顔をしていた私を、いつでも看護師さんが優しく励ましてくれたのが嬉しくて、看護の仕事に興味を持ちました。

今度は自分が病気で不安や苦痛のある方の支えになりたいと思い、高等看護学院へ進学。
実習でこの病院に通うようになり、細かく分かりやすい指導をしていただけたことに安心感を覚え、卒業後の就職先に選びました。

 手術や検査で入院される患者様が過ごす病棟が、私の職場です。主に患者様の術前から術後までの看護を担当しています。

検査や手術の説明をする時には、子どもの頃に出会った看護師さんの笑顔を思い出します。同じように、患者様に安心して治療を受けていただくために、患者様それぞれに異なる生活スタイルを把握し、それに寄り添うような対応を心がけています。

そのうえでその方に必要なケアを考えることが、今の私のやりがいにつながっています。結果として、患者様に「明日もあなたが担当だといいな」と、いっていただけるのだと思います。

看護師として成長するために、初年度には特別な研修プログラムが用意されていて、先輩の手厚い指導のもと、1年間に着実に成長することができました。

研修を通して、業務のコツや、自分の弱点も知ることができ、笑顔で優しく丁寧に患者様に対応することができるようになりました。看護の仕事の素晴らしさを知る環境が、様々な面で整っているのが、広域紋別病院の魅力だと感じています。

また、勤務体系がしっかりしていて、休暇も取りやすく、ライフワークバランスも良い点も、働きやすさにつながっています。
 

私は紋別で生まれ育ち、体が丈夫ではなかった幼少期を支えてくれた両親は、看護師を目指すことに「地域の人のためになる良い仕事」と言って、応援してくれました。

もちろん憧れだけでは勤まる仕事ではなく、慣れないうちは大変なこともたくさんあります。その分、やりがいを感じられる場面にもたくさん出合える、素敵な仕事だと思います。職場は優しい人が多く、心理的にも安心して働けます。
ここで一緒に働ける日を楽しみにしています。
 

• 8時30分 業務開始
  • 当日の準備や、担当の患者様の情報収集などを行います。
• 8時40分 朝のミーティング。
  • 夜勤の看護師からの引継ぎ。
• 9時 ラウンド開始
  • 患者様へのバイタルチェックを開始。
  • 点滴の準備と実施、検査の準備、清潔の援助等必要なケアの実施
  • トイレ介助や歩行介助・見守りを実施
• 11時30分 患者さんの昼食の準備を始めます。
• 12時 昼食の配膳
  • 配薬・口腔ケア
• 13時30分 カンファレンス
  • 月から金曜日は、看護師のみのカンファレンス「インシデントカンファレンス」「褥瘡予防カンファレンス」「退院支援カンファレンス」等
  • 医師との多職種カンファレンスは週2回、整形カンファレンス・消化器チーム(外科・消化器内科)カンファレンスを開催
• 14時 ラウンド開始
  • 午後のバイタルチェック、看護記録の入力、ナースコールへの対応。
• 17時 夜勤の看護師への申し送りを行います。