「紹介率」とは初診患者様の中で紹介受診となった患者様の割合、「逆紹介率」とは初診患者様の中で他院 (多くはより高度な医療機関) を紹介された患者様の割合です。いずれも地域の他の医療機関との連携の度合いを示す指標となります。
令和3年度につきましては、紹介・逆紹介率ともに令和2年度に比べ減少しています。紹介率低下は当院への信頼度の低下を反映している可能性があり、謙虚に受け止める必要があります。一方で紹介状を持たない患者様を広く診療している可能性もあります。逆紹介率低下は地域事情 (高齢者や移動制約者が多い、地元への帰属意識が高い人が多い、など) もあり、患者様を抱え込んでいる可能性が考えられます。一方で、初診時にいくつかの治療選択肢を検討・提案できる医療水準にある可能性も考えられます。

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