外科では主に①消化器(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢・胆管、膵臓)疾患、②乳腺疾患、③ヘルニア（脱腸）、④肛門病変に対して、手術治療および化学療法を含む薬物治療を担当しております。

①     消化器疾患に関しては、悪性疾患（いわゆる“がん”）から良性疾患（虫垂炎などの炎症性疾患）まで幅広く担当しており、消化器内科と連携して、診断、治療にあたっております。

②     乳腺疾患に関しては、乳がんを中心に、診断から手術、化学療法まで担当しております。

③     ヘルニア（脱腸）に関しては、診断から手術加療まで担当しております。

④     肛門病変に関しては、主に痔に対して手術や内服・塗り薬による治療を行っております。
 

　がんの治療に関しては高度医療施設である札幌医科大学の消化器・総合、乳腺・内分泌外科と連携しており、一般の病院では治療困難な症例に関しては、紹介することもあります。紹介となった方は、手術を札幌で行い、当院で術後治療や経過観察を行うことが可能です。
　また、消化器がんや乳がんについては、手術で切除した組織の細胞検査を術中に行うことで、より適切な治療を行える場合があります。その際には連携施設である旭川医療センターの病理部が、院内の摘出した検体を遠隔診断することで、リアルタイムでの治療を可能としております。
 

 　いずれの疾患でも他人に相談したり、診察されることが恥ずかしいと感じる患者様がいらっしゃいます。十分に配慮した診察を心がけますので、お気軽にご相談ください。

 　院長

 　札幌医科大学（平成5年卒）
　 札幌医科大学大学院（平成9年卒）

 　医学博士
 　日本外科学会専門医・指導医
 　日本消化器外科学会専門医・指導医
 　日本消化器病学会専門医・指導医
 　消化器がん外科治療認定医
 　日本救急医学会救急科専門医
 　ICD制度協議会　ICD
 　日本体育協会公認スポーツドクター
 　札幌医科大学医学部臨床教授
　 札幌医科大学大学院医学研究科臨床教授

 　消化器外科
　 一般外科
 　肛門疾患
 　鼠径部ヘルニア
　 乳腺・甲状腺疾患

 　診療部長

 　札幌医科大学（平成21年卒）

 　検診マンモグラフィ読影認定医

 　外科一般
　 消化器疾患
　 乳腺・甲状疾患

 診療看護師（NP）

診療看護師（NP)
がん看護専門看護師
公認心理師

各層での技術習得
専門医・内視鏡認定医の習得

患者組織に与える影響をあらゆる側面から考察した内容を学習しリスクを軽減することを目的としたセミナー（講義＋ハンズオン）。
スタッフも連携して参加します。
～学習内容～
止血のメカニズム、電気手術の原理、モノポーラ、従来型バイポーラ、アドバンスドバイポーラ、超音波凝固切開装置

広域紋別病院にて1～2年トレーニング後、下記を選択していただきます。

自分のライフスタイルを維持しながら、マイペースで資格取得を目指します。消化器外科のみならず一般外科として幅広い修練ができます。外科専門医・消化器外科専門医の取得が可能です。遠隔手術指導による内視鏡外科技術認定医取得へ向けて札幌医科大学と協力し準備を進めています。

サブスペシャリティーになりたい、内視鏡外科を極めたい、ロボット支援下手術医を目指したいのであれば、札幌医科大学での臨床研修の道も用意しています。大学院に入学し医学博士を取得することも可能です。