ご挨拶

広域紋別病院企業団 企業長
千賀　孝治


　このたび平成24年1月1日付で広域紋別病院企業団企業長に就任しました。当院は北海道立紋別病院の移管を受け、平成23年4月より西紋別地域5市町村が運営する公立病院です。
　この広域紋別病院は、従前から北海道立紋別病院が担ってきた二次医療機関・二次救急機関という役割を引き継ぐとともに、一次医療を担っている地元民間医療機関や国保病院、さらには遠軽、北見、名寄、旭川等の二次医療機関や三次医療機関とも連携を密にし、相互に補完し合いながら、西紋別地域住民の暮らしを、医療を通じて支えていくことを目的としております。
　新病院においても、地域住民が将来的に安心して暮らせる医療環境を備え、住民から信頼され、必要とされる病院づくりに取り組むとともに、「地域の命は地域で守る」という信念のもと、昨日より今日、今日より明日へと医療環境の充実に向けて、限られた医療資源を、より効果的に結び付け、安定的に供給できる医療機能の構築に全力を傾注していきたいと考えております。